マースクのデータ統合
B2Bデータ転送を合理化し、より迅速で情報に基づいた意思決定を可能にします。
統合データの可能性を活用
デジタル時代に商品を輸送するには、ビジネスにおいて迅速かつ正確な判断を行うことができるよう、適切なデータを適切なタイミングで利用できることが最も重要です。重要なビジネスデータをリアルタイムで自動化および交換する機能により、サプライチェーンの効率性は劇的に向上します。スマートなロジスティクス製品を開発する場合でも、サプライチェーンや流通チェーンに変更を加える場合でも、統合データによりイノベーションがもたらされます。
マースクのデータ統合では、サプライチェーン全体の複数のソースからのデータを統合し、完全な可視性を確保しながら、サプライチェーンの効率性を管理する能力を活用するため、様々なソリューションを提供しています。弊社では、APIおよびEDIソリューションによりこれを実現しています。
- API(アプリケーションプログラムインターフェイス)によるデータ統合は、マースクの複数のアプリケーションから統合したデジタルデータを使用して、マースクが提供するサービスを強化することで、新しいスマートなロジスティクス製品を作り出すことを可能にします。
- EDI(電子データ交換)は、重要なデータをあるシステムから別のシステムに直接転送することを可能にするため、バルクデータの手動処理を最小化または排除することができます。
APIまたはEDI - どちらを選択すべきか
どちらの技術もデータ交換機能を備えていますが、APIとEDIは全く異なる動作をするため、お客様固有のデータニーズに合った幅広い統合ソリューションを提供することができます。
APIソリューション
APIはデータ統合の未来です。お客様の情報をリアルタイムで自動更新する、安全で高速なデータ送信を可能にします。
- 手作業を最小限に抑えながら、正確で誤りのないデータを提示できる点で優れています。
- シンプルなデータ構造を特長としており、関係各所と連携するDCSA規格に準拠しているため、統合プロセスがサプライチェーン全体でさらに合理化されます。
- APIでは通常、ミドルウェア アプリケーション、EDIベンダー、またはレガシーEDIに精通した専門の技術リソースへの投資の必要性はありません。
マースクAPIを採用すると、1つのプロセスに対して複数のエンドポイントを使用して強力な製品を作成する機会を消費者に提供できるため、既存のデータセットにはない、新しいデジタル価値提案が実現されます。
EDIソリューション
EDIソリューションは、近年、主力の統合データソリューションになりました。レガシー技術を採用している多くの企業は、これらの規格を優先して、EDIソリューションとの統合を効率的に行っています。
- これらの信頼性の高いソリューションは、ほぼリアルタイムで重要なデータを取得するためのセキュリティと自動化を提供します。また、パートナーシステムやアプリケーション間でバルクデータや大量のデータを転送することができます。
EDI統合ソリューションでは、同様の主要データを直接やり取りすることもでき、手作業による処理が不要になるため、誤りが発生するリスクが低減され、ビジネスプロセスが加速されます。この結果、サプライチェーンを取り巻く重要な意思決定が可能になります。
違いを理解する
APIとEDIデータ統合ソリューションは、ビジネスデータのニーズを合理化するように設計されています。両者の相違点は、お客様が必要とする結果を達成する方法にあります。
特徴 | API(アプリケーションプログラミングインターフェイス) | EDI (電子データ交換) |
---|---|---|
特徴
アクセシビリティ
|
クラウドベース
|
ファイルベース
|
特徴
インタラクション
|
双方向通信
|
一方向通信
|
特徴
スピード
|
リアルタイムのデータ交換
|
スナップショット
|
特徴
アップデート
|
個別トランザクション
|
バッチデータ
|
特徴
設定
|
一対多の接続
|
一対一の接続
|
統合ソリューションを活用する
これからは、推測する必要はありません。自信を持ち、サプライチェーンをコントロールしながら、意思決定を行い、統合を指定できます。マースクのデータ統合サービスにより弊社と協同して、イノベーションを推進し、ビジネスチャンスを創出しましょう。既存のワークフローやプロセスに統合機能を簡単に組み込み、お客様のビジネスに特定の情報が持つ力を最大限に活用できます。
マースクディベロッパーポータル
ビジネスにおけるデジタルの有用性への鍵をご紹介します。マースクディベロッパーは、お客様のシステム内で利用可能なデータを使用するアプリケーションを作成できるセルフサービスポータルです。ビジネスシステムを1つのデジタルネットワークで接続することで、データ共有、自動化の促進、サプライチェーンのコントロールの強化が可能になります。
データ統合機能をスピードアップする準備はできていますか?
こちらもご覧ください
サプライチェーンをエンド・ツー・エンドでお任せいただくことで、改善効果の最大化が見込めます。